予防医療を人々に意識してもらうために

予防医療とは、病気になったり、ケガをしてから治療するという考え方ではなく、病気やケガをする前に、予防するための医療のことをいう。
生活習慣病である高血圧や高脂血症、糖尿病など、日常生活の内容が深く関わってくる病気では、普段からその病気にかからないように生活を見直すことが重要だ。

食事内容の見直し、運動の習慣づけ、定期的な検診など、日ごろから出来る予防を行うことによって、病気になることを予防する、あるいは症状が軽いうち病を見つけて、治療を行うことができる。
症状が進行してから治療を行うよりも、あらゆる面で負担が軽く済むため、早期発見は患者側に大きなメリットがある。

そんな予防医療を多くの人に意識してもらうためには何が必要になるだろう。
まず一つに、患者やリスクの多い世代に向けての情報発信がある。
医療従事者が持っている知識を、一般の人々にも分かりやすく発信することにより、病気に対する正しい理解や、予防することがいかに大事なのかを知ってもらうことができる。
中でも、積極的な検診の受診を促すことが重要である。早期発見することがどれだけ患者にとってメリットがあるかをしっかり伝えることが大事なポイントだといえるだろう。

また、国全体で予防医療の重要性を訴えることも必要だといえる。
高齢化が進む今、病院や介護施設は人材不足が深刻化している。
そんな状況を少しでも和らげるためには、国民一人一人が健康に対する意識を高めることが大事だということを大勢に伝えなければならない。
そのためには、国がメディアやテレビなどの媒体を通して、健康寿命を伸ばす方法を積極的に流していくといった対策を取るべきだろう。